2020年8月末、
1泊2日で上高地へ旅行に行き
特別名勝で特別天然記念物の上高地を
のんびりと散策してみました。
上高地の散策コースは、
調べると色々出てくるので
自分の体力とその日の天候などに
合ったものを選んでください。
これから上高地へ行くという人の為に
私の体験記を残します。
各コースの実際にかかった時間も
まとめたので参考にしてください。
旅のメンバー
・私(20代後半)普段軽く運動する
・夫(20代後半)普段運動はしない
服装と持ち物
お盆明けに上高地を訪れた時の実際の服装です。
服装:半袖Tシャツ、半ズボン、スニーカー、サングラス
持ち物:財布
・日中はこの服装で問題なし。
・日が暮れてくと寒く、上着が必要。
・泊まりで夜も少し外に出るのであれば長ズボンも必要
服装:1日目 長袖シャツ、タンクトップ、長ズボン、スポーツサンダル、帽子、サングラス
2日目 長袖シャツ、半袖Tシャツ、半ズボン、スニーカー、帽子、サングラス
持ち物:おやつ、マップ、飲み物、スポーツタオル
・半ズボンでは夕方が冷えた。
・日帰りで日中のみの散策であれば半ズボンでも問題なし。
・スポーツサンダルでも下記コースであれば、問題なく散策可能。
普通のサンダルでは散策は難しい。
・折り畳み傘
・レジャーシート
持って行って良かったもの
・おやつ!!
マップは必ず持って行こう!
散策にはマップがあった方が便利!
標識は所々に出ているので、
慣れている人は大丈夫かもしれませんが、
今回が初めての私は持っていて正解!
ガイドブックにもマップは載っていますが、
私はシャトルバス乗り場の駐車場に
ガイドブックを忘れてきてしまったので、
この「上高地WalkingMap」を現地で買いました。

これがかなり便利でした。
掌サイズでズボンのポケットにも入ります。
ガイドブックは散策の時に
邪魔になるのでこっちの方が良い!
値段も100円でホテルのフロントや
各施設の売店で購入できるので、
散策前に絶対手に入れるべし!
コース
河童橋→明神池→河童橋
河童橋→穂高神社→明神池→嘉門次小屋→明神橋→河童橋
このルートで巡ります。
河童橋
お昼12:00頃に河童橋を出発
梓川右岸道を通って明神池を目指します。
どこもかしこも綺麗で
写真を撮ったり感動していたら
かなり時間がかかります。

ここでおにぎりを食べてる人たちがいました。
こんな綺麗なところで食べたら美味しいだろうな〜
さっきのおにぎりの光景が羨ましくて
少し歩いてお腹も空いてないのに
持っていたトマトを座って食べました。

上高地のシャトルバス乗り場までの
道中の野菜直売所で買ったトマト。
それにしても夏なのに上高地の川の水は超冷たい!
氷水みたいでした。
少し足をつけたり手でバシャバシャっとするのが精一杯の冷たさです。
間違っても泳ごうとしたりしないでください。

こんな序盤でまた時間を取ってしまいました。
この後は黙々と歩いて
大体1時間20分程で明神池に着きました!
穂高神社と明神池
明神池は穂高神社の中にあります。
穂高神社は拝観料が300円かかるので、
明神池を拝むには拝観料が必要です!

皆、お参りする為に
この橋の手前で並んでいます。
とても神々しい穂高神社。
木の根っこまでかっこいい。

参拝を終えて奥に進むと明神池と書かれていました。
ちょうどこの時雨が降ってきました。
雨は降っているのに空は青くて綺麗〜!
どこを取っても絵のような上高地〜!
嘉門次小屋(かもんじごや)岩魚の塩焼きがうまい!
嘉門次小屋は穂高神社の入り口手前にあります。
食事処としても営業していて
囲炉裏で焼いた岩魚の塩焼きが有名です。
雨宿りも兼ねて休憩することに!
岩魚の塩焼き定食 1,700円を注文
こんな風に焼いてくれています。


囲炉裏で焼くと魚ってこんなに美味しくなるんだ〜!と感動。
外はカリッカリで臭みもない。
小鉢も漬物も美味しい。
ここで岩魚の塩焼きにハマって
上高地滞在中に別の食堂でもう一度食べましたが、
全然違いました〜。
こちらの塩焼きは格別!
岩魚の塩焼きだけでも1,100円と
お高めですが、満足できるお味。
雨が降っていたからか、
こちらではカッパとビニール傘が売ってました。
どちらも高かったので、
晴れ予報でも折り畳み傘が持っておきましょう!
河童橋へ帰還
嘉門次小屋を出て明神橋を渡り
帰りは梓川左岸道を行きます。
この時の時間は14:00
明神池周辺で40分ほど滞在しました。
これくらいの時間があれば十分ゆっくり出来ます。
戻りは雨降りの上高地。
これはこれで良き。

15:00頃 河童橋に帰ってきました。
帰りは1時間ほどで帰ってこれました。
【所要時間まとめ】河童橋→明神池→河童橋コース
■明神池 滞在(40分)
■明神池→河童橋(60分)
合計 3時間
のんびり散策でかかった実際の時間はこんな感じ!
私たちは寄り道は多いですが、歩くペースは結構早めです。
参考にしてください。
河童橋→田代池・湿地→大正池→河童橋
河童橋→ウェストン碑→田代池・田代湿地→大正池→河童橋
私たちは一泊二日だったので、
このルートは二日目の朝から散策しました。
河童橋からウエストン碑
河童橋から明神池に向かった方面と
反対側に向かって梓川右岸道を進みます。
出発は朝9時頃。

正面に焼岳、横目に梓川の絶景を眺めながら
どんどん進んで行きます。
朝の空気は最高。
梓川があまりにも綺麗でまた寄り道。

川の水に触れたくて散策道を外れて河原を少し歩いて
ここを進んでも散策道に戻れそう!
と思っていたら行き止まり。
引き返して散策道に戻りました。

綺麗な蝶々も見れました。
河童橋出発から40分ほどでウェストン碑に到着。

ウェストン碑の前はすごく景色が綺麗。
タイミングが良かったのか光がさしていて
神様が降りて来そうな神々しさでした。

田代池と田代湿地
ウェストン碑から更に少し進み
穂高橋と田代橋を渡ります。
そこから田代池方面へは道が二手に分かれます。
その道を30分程進むと田代池に着きます。



田代湿地からは穂高連峰が見えます。

こちらが田代池、
奥行きが凄い。上高地の自然は壮大!
私は上高地の池の中で田代池が1番好きです。
田代池での滞在時間は、10分程でした。
大正池
田代池から10分程歩くと大正池に着きました。
大正池に着く少し前になると道はこんな感じ。

スニーカーやトレッキングシューズ出ないと歩くのは大変です。


焼岳が池に写ってる〜!
大正池は早朝に来ると朝もやが
池に写って凄く神秘的な絶景が見れるんだとか。
この時の時間は10時半過ぎ、おやつタイムです。

大正池は河原が広いので、
休憩できるスペースが結構ありました。
お弁当をここで食べるのも気持ち良さそう。
石がたくさんあってそのまま座ると
お尻が痛いので、レジャーシートを持ってくると
ゆっくりできると思います。
大正池での滞在時間は、30分でした。
大正池から河童橋へ帰還
大正池から来た道を戻り
行きに渡った田代橋を渡らず
そのまままっすぐ梓川左岸道を進みました。
行きとは違い森の中を歩いている感じ。
綺麗なお花も沢山見れました。
大正池から40 分ほど歩いたところで
猿の親子に遭遇。

親子でご飯を食べていました。
見ているだけで癒される。

人との距離がこれくらい!
上高地の野生猿は人に慣れていますね。
12:30頃、大正池から約1時間半程で
河童橋へ着きました。
【所要時間まとめ】河童橋→田代池・湿地→大正池→河童橋コース
■ウェストン碑 滞在(数分)
■ウェストン碑→田代池・湿地(30分)
■田代池・湿地 滞在(10分)
■田代池・湿地→大正池(10分)
■大正池 滞在(30分)
■大正池→河童橋(90分)
合計 3時間半
疲れた時に所々休憩をしながらこれくらい掛かりました。
河童池から大正池の間は見所満載でした。
泊まりか日帰りどっちが良い?
日帰りでも大丈夫!
ここまでに紹介した2つコースを巡るなら
朝早くから行動を始めれば日帰りでもOK!
日帰りでも十分に楽しめると思います。
大正池にバス停があるので、
行きに大正池で降りて散策を始めたり
帰りに大正池のバス停を利用して
効率よく回れば時間が有効活用できます!
泊まりの魅力!
・体力が無いけど色々巡りたい
・のんびりとじっくり散策をしたい
・大正池の朝もやがみたい
上記に一つでも当てはまれば断然泊まりがおすすめ!
それなりに体力が無いと1日で
上高地の定番の見所を押さえようとすると結構疲れます。
上高地はマイカー規制があり
ほとんどの方がシャトルバスを使うので
最終バスが行くと上高地は人がとても減ります。
そんな静かな上高地を味わえるのも泊まりの魅力。
最後に
大人気の観光地、上高地でのハイキングは
絵の中に入りこんだかのような絶景が沢山見られました。
観光地ではありますが、
野生の動物が沢山住んでいて油断は禁物です。

安全第一で上高地旅行を楽しみましょう!
一泊二日で行った私たちの宿泊先はこちら↓
宜しければ参考にしてください。
平湯温泉方面から上高地へ向かうのであれば
こちらの記事もチェック↓
コメント